弁護士に依頼するメリットと費用対効果を解説。相続トラブルを防ぎ、安心して手続きを進めるために、専門家の力をどう活かせるかをご紹介します。
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遺産分割の悩み、弁護士に相談するメリットとは?
遺産分割は、故人の想いと残された家族の関係性が複雑に絡み合い、感情的な対立が生じやすいデリケートな問題です。この状況下で、慣れない法律手続きや親族間での交渉に直面することは、計り知れない精神的な負担を伴います。
このような心理的重圧は、適切な判断を妨げ、心身の不調や家族関係の悪化といった、目に見えない大きな代償を生む可能性があります。弁護士がこの重圧から依頼者を解放し、心の平穏を保つための「盾」となることは、金銭的な利益と同等、あるいはそれ以上に価値のある解決策となります。
遺産分割は、法的な知識が不可欠であるだけでなく、予期せぬトラブルに発展しやすく、当事者だけでは解決が困難になるケースが少なくありません。自身の正当な権利が十分に守られないのではないか、という不安を抱える方も少なくないでしょう。
弁護士の役割は、既存の紛争を解決するだけに留まりません。将来的な問題の発生を未然に防ぐ側面も持ち合わせています。例えば、遺産分割協議書の作成段階で、将来起こりうる不測の事態(新たな遺産の発見など)に対する詳細な条項を盛り込むことは、後の紛争の芽を摘み、高額な訴訟費用や精神的負担を回避するための賢明な先行投資となります。
弁護士への相談は、問題が深刻化してから行う「対処療法」ではなく、よりスムーズで確実な解決、そして長期的な安心を得るための戦略的な一歩と言えるでしょう。
本記事では、遺産分割において弁護士に依頼することがなぜ最善の選択肢となるのか、その「5つの大きなメリット」を具体的に解説します。
さらに、弁護士が提供する「専門サポート」の具体的な内容、そして多くの方が気になる「費用対効果」について、相続問題、遺産分割にお悩みの方が、安心して弁護士に依頼できるよう、具体的な情報と安心を提供することを目指します。
遺産分割を弁護士に依頼する「5つの大きなメリット」
遺産分割は、相続人全員の合意が必要となるため、非常に複雑で感情的な側面を伴います。
弁護士に依頼することで、これらの課題を乗り越え、依頼者にとって最善の結果を導き出すための強力なサポートを得ることができます。
遺産分割を進める上で、最も時間と労力を要するのが、相続人や相続財産の正確な調査、そしてそれに伴う煩雑な手続きです。
相続人・相続財産の正確な調査の代行
遺産分割協議は、法的に有効な相続人全員で行う必要があります。一人でも漏れがあれば、協議全体が無効となる重大なリスクが生じます。弁護士は、故人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本等を全て収集し、複雑な家族関係(例えば、前妻の子や認知された子など、これまで面識のなかった相続人の存在)であっても、職務上請求権を活用して、正確かつ迅速に相続人を特定します。
また、預貯金、不動産、株式、投資信託、自動車など、多岐にわたる相続財産の全容を漏れなく把握し、評価することも弁護士の重要な役割です。金融機関への照会や不動産の登記事項証明書取得はもちろん、生前の使い込みや使途不明金の有無についても、取引履歴などを精査し、徹底的に調査します。
初期段階での相続人や財産の確認漏れは、後々の協議の無効化や、新たな紛争の再燃という重大なリスクを招きます。弁護士による厳密な調査と完璧な書類作成は、将来の無効化や再燃といったコストの高い事態を未然に防ぐ品質保証の役割を果たすと言えるでしょう。
遺産分割協議書作成から名義変更までのサポート
協議がまとまれば、その内容を法的に有効な遺産分割協議書として作成する作業も弁護士が代行します。この書類は、単なる合意の記録ではなく、将来的なトラブルを防止するための重要な法的文書です。
弁護士は、新たな遺産が見つかった場合の対処法など、不測の事態に対する条項も盛り込み、完璧な形で作成します。さらに、不動産の名義変更や預貯金の解約手続きなど、煩雑な実務もサポートし、依頼者の負担を大幅に軽減します。
遺産分割は、故人への感情や長年の家族関係が複雑に絡み合い、当事者同士の話し合いでは感情的になりやすく、収拾がつかなくなることが少なくありません。
第三者の専門家による冷静な仲介
弁護士が第三者として介入することで、感情的な対立を避け、冷静かつ建設的な話し合いを促します。弁護士という専門家が間に入るだけで、相手方も感情的にならず、客観的な視点から議論を進めやすくなります。
精神的負担の劇的な軽減
相続人同士の直接交渉は、多大なストレスと精神的疲労を伴います。特に、顔を合わせたくない相続人や、話し合いに応じない相続人がいる場合は、その負担は計り知れません。
弁護士が窓口となり、交渉を代行することで、依頼者は直接のやり取りから解放され、精神的な負担が大幅に軽減されます。弁護士は依頼者の「盾」となり、不当な要求や感情的な攻撃から守ります。
相続法は複雑であり、一般の方では気づかないような権利や制度が存在します。
法的知識に基づく権利の主張と最大化
例えば、生前の特別な贈与(特別受益)や、被相続人への貢献(寄与分)は、法定相続分を修正し、遺産分割の割合を大きく変える可能性があります。弁護士はこれらの法的根拠に基づき、依頼者の正当な権利を最大限に主張し、不当な条件で合意してしまうことを防ぎます。
遺産分割においては、依頼者と相手方との間に、法律知識、交渉戦略、財産情報といった情報と交渉力の偏りがある場合があります。一般の相続人は、法律の専門家である弁護士や、専門知識を持った相手方弁護士に対して、圧倒的に不利な立場に立たされることがあります。
この偏りを放置することは、正当な権利を失うことにつながりかねません。弁護士に依頼することは、この偏りを解消し、対等な交渉力を確保するための必須条件であり、依頼者の権利が不当に侵害されることを防ぐ防御策としての価値があります。
隠された財産の発見と不当な要求への反論
弁護士による徹底した財産調査により、隠された遺産や使途不明金が明らかになることがあります。また、他の相続人からの不当な要求や誤った主張に対しても、法的な根拠をもって適切に反論し、依頼者の利益を確実に守ります。
これにより、依頼者が不利益を被るリスクを最小限に抑え、納得のいく結果へと導きます。
遺産分割協議がまとまらない場合、家庭裁判所での遺産分割調停、さらには審判へと移行するのが一般的です。
交渉決裂後の法的手続きへの対応
これらの手続きは、法律に基づいた厳格な主張・立証が求められ、専門知識なしに臨むことは非常に不利になります。
裁判所での代理人としての活動
弁護士は、調停委員を交えた話し合いの場や、裁判官が判断を下す審判の場において、依頼者の代理人として出廷し、法的な主張や証拠の提出を適切に行います。相手方に弁護士がついている場合でも、対等な交渉力を確保し、依頼者の権利を確実に守ります。
これにより、複雑な裁判所の手続きによる時間的・精神的負担から解放され、最善の結果を目指すことができます。
遺産分割が成立しても、その内容が曖昧であったり、将来的なリスクを考慮していなかったりすると、後々新たなトラブルが発生する可能性があります。
法的に完璧な遺産分割協議書の作成
弁護士は、単なる口約束ではなく、法的に有効かつ詳細な遺産分割協議書を作成し、新たな遺産が発見された場合の対処法など、あらゆる不測の事態に対する条項を盛り込みます。
長期的な安心の確保
弁護士のサポートにより、法律に則った適正な遺産分割が行われることで、後から「やり直し」を求められたり、隠された遺産が発覚して紛争が再燃したりするリスクを大幅に低減できます。
これは、弁護士が単に紛争を解決するだけでなく、相続財産全体の健全な承継と管理をサポートする役割を果たすことを意味します。特に、複雑な財産(不動産、事業用資産など)や、複数の相続が連続して発生する「数次相続」のような複雑なケースでは、この包括的な視点が不可欠です。
弁護士は、法律を適用するだけでなく、複雑な家族構成や財産状況、さらには複数の相続が絡むような特殊なケースにおいても、柔軟かつ戦略的な解決策を提案できる問題解決能力を持っています。これにより、遺産分割後の親族関係の悪化を防ぎ、依頼者が長期的な心の平穏と真の解決を得られるよう導きます。
以下に、遺産分割における弁護士の主なサポート内容と、ご自身で対応した場合の比較をまとめました。
項目 | ご自身で対応した場合 | 弁護士に依頼した場合 |
相続人調査 | 非常に複雑、漏れのリスク大(無効化の可能性) | 正確かつ迅速に特定、無効化リスク回避 |
相続財産調査(隠し財産・使途不明金含む) | 困難、見落としや使い込みの見逃しリスク | 徹底調査、隠し財産の発見・回収可能性 |
遺産分割協議の交渉 | 感情的になりやすい、膠着状態に陥りやすい | 冷静かつ有利な交渉、感情的対立回避 |
遺産分割協議書の作成 | 法的有効性に不安、将来の紛争リスク | 法的に完璧な作成、将来の紛争防止 |
遺産分割調停・審判の代理 | 法的知識・経験が必須、相手に弁護士がいると不利 | 全面的に代理、対等な交渉力確保 |
遺留分侵害額請求 | 専門知識が必須、請求漏れのリスク | 正当な権利を確実に主張、最大化 |
精神的負担 | 非常に大きい、心身の疲弊 | 大幅に軽減、心の平穏を確保 |
時間的負担 | 多大な労力と時間が必要 | 大幅に削減、本業や生活に集中 |
将来的なトラブル防止 | 不十分な合意で再燃リスク | 強固な合意形成で真の解決へ |
遺産分割における弁護士の「専門サポート」とは?
遺産分割は、被相続人の死亡から始まり、相続人の確定、遺産の特定、遺産分割協議、そして必要に応じて調停・審判へと進む一連のプロセスです。
弁護士は、この全過程において、法的専門知識と実務経験に基づき、依頼者の権利を守り、最も有利かつ円滑な解決へと導くための「アドバイザー」であり「代理人」となります。
相続発生から解決までの全体像と弁護士の役割
弁護士は、相続人が直面する様々な手続きや課題に対し、包括的なサポートを提供します。
その役割は、単に法律を適用するだけでなく、複雑な家族関係や財産状況を深く理解し、依頼者の感情に寄り添いながら、最適な解決策を共に探すことにあります。
具体的なサポート内容の解説
弁護士が遺産分割において提供する具体的な業務内容は多岐にわたります。
相続人調査 |
故人の出生から死亡までの戸籍謄本等を全て収集し、法的に有効な相続人を正確に特定します。
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相続財産調査 |
不動産、預貯金、株式、投資信託、自動車など、あらゆる相続財産を漏れなく特定し、評価します。
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遺産は現金だけでなく、不動産や株式など多岐にわたります。
弁護士は、相続人の数や関係性、財産の種類に応じて、最適な分割方法(現物分割、換価分割、代償分割、共有分割)を提案し、相続人全員が納得できる合意形成をサポートします。
相続人同士の直接交渉では、感情的な対立から話し合いが膠着状態に陥ることがあります。
弁護士は依頼者の代理人として、他の相続人との交渉窓口となり、法的な根拠に基づいた冷静かつ建設的な話し合いを進めます。これにより、依頼者の精神的負担を軽減し、交渉がスムーズに進むよう尽力します。
協議がまとまらない場合、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てます。
弁護士は申立書の作成、必要書類の収集、調停期日への出席、裁判所からの指示への対応など、複雑な手続きを全て代行します。
調停でも合意に至らない場合は、審判手続に移行しますが、弁護士は審判においても代理人として、依頼者の主張を法的に構成し、証拠を提出して最善の判断を引き出すよう尽力します。
故人が遺言書を残している場合でも、その内容が特定の相続人に偏っていたり、作成時の意思能力に疑義があったりするケースがあります。
弁護士は遺言書の有効性を法的に判断し、不公平な内容であれば、遺留分侵害額請求や遺言無効の申立てを検討し、依頼者の正当な権利を守ります。
特定の相続人が被相続人の財産を使い込んだ疑いがある場合、弁護士は銀行の取引履歴などを詳細に調査し、不合理な支出の有無を確認します。
使い込みが判明した場合は、その返還を求める交渉や法的手続きを代理します。
合意内容を明確にし、将来のトラブルを防ぐため、法的に完璧な遺産分割協議書を作成します。
新たな遺産発見時の対応など、起こりうるあらゆる事態を想定した条項を盛り込むことで、長期的な安心を提供します。
弁護士に依頼すべきケース・タイミング
遺産分割問題は、状況によって弁護士の介入が特に有効となるケースがあります。また、相談のタイミングも解決の行方を大きく左右します。
こんな場合は弁護士に相談を
以下のような状況に直面している場合、弁護士への相談を強く推奨します。
「遺産の分け方で兄弟と揉めていて収拾がつかない」、「他の相続人の中に顔を合わせたくない人がいる」、「話し合いに応じない人がいる」など、当事者間での解決が困難な場合です。
感情的な溝が深く、冷静な話し合いができない状況は、弁護士の介入が最も効果を発揮する典型例と言えます。
遺産の大部分が不動産で分割が難しい、複数の金融機関に預貯金があるが全容が不明、株式や事業用資産の評価が難しい、といったケースです。財産調査自体が困難な場合も含まれます。
預貯金の不自然な出金履歴がある、親の生活費と称して多額の金銭が引き出されているなど、使途不明金や使い込みの疑いがある場合です。弁護士による専門的な調査と追及が必要です。
特定の相続人のみを優遇する遺言書があり、遺留分が侵害されている場合です。
また、被相続人の意思能力に疑問がある、遺言書の形式に不備があるなど、遺言の有効性を争いたい場合も弁護士の専門知識が不可欠です。
被相続人の前妻の子や認知された子など、これまで面識のなかった相続人が現れ、遺産分割協議への参加が必要になった場合です。身元の確認から交渉まで、弁護士が公正な遺産分割方法を提案します。
相手方が弁護士を立てている場合、ご自身だけで交渉に臨むのは非常に不利です。対等な交渉力を確保し、自身の権利を守るためにも、弁護士への依頼が必須となります。
相続手続きは多岐にわたり、平日の日中に裁判所へ出向く必要があるなど、多大な時間と労力を要します。
仕事や介護などで忙しく、精神的な負担も大きいと感じる場合は、弁護士に一任することで、負担を最小限に抑えられます。
上記のような状況は、弁護士に相談すべきか判断しかねている方にとって、自身の状況と照らし合わせ、弁護士への相談という次のステップを踏み出すための明確なきっかけとなるでしょう。
相談は「早め」が肝心な理由
遺産分割問題は、時間が経つほど解決が困難になる傾向があります。早期に弁護士に相談することは、多くのメリットをもたらします。
遺産分割問題は、時間が経つほど感情的な対立が深まり、解決が困難になる傾向があります。早期に弁護士が介入することで、話し合いが感情的になる前に冷静な軌道修正が可能となり、紛争の深刻化を防ぎます。
問題解決を先延ばしにすることで、事態がより複雑化し、解決にかかる時間、労力、そして費用が増大する遅延コストが発生する可能性があります。
また、弁護士が介入することで「争いが激化する可能性もある」という指摘もありますが、これはむしろ、感情的な対立が既に限界に達している状況で、弁護士が介入することで隠れていた紛争の火種が顕在化する側面と捉えることができます。
早期介入は、この紛争の悪化を防ぎつつ、最も建設的な解決へと導くための唯一の道と言えるでしょう。
相続には期限が定められている手続き(相続税申告など)もあり、初動を誤ると不利益を被る可能性があります。また、複雑な書類収集や作成に不備があると、手続きが滞ったり、不利な心証を与えたりするリスクがあります。
早期に弁護士に相談することで、これらのリスクを回避し、スムーズかつ正確な手続きを進められます。
遺産分割協議の段階から弁護士に相談することで、調停や審判に移行した場合でも、十分な準備期間を確保し、証拠収集や法的論点の整理を戦略的に進めることができます。
これは、最終的な解決の有利さに直結します。弁護士への早期相談は、単なる「早期解決」ではなく、紛争の悪化を防ぎ、最も効率的かつ穏便に問題を収束させるための予防策であり、その費用対効果は計り知れません。
弁護士選びのポイント
かがりび綜合法律事務所が選ばれる理由
遺産分割問題の解決を弁護士に依頼する際、どの弁護士を選ぶかは非常に重要です。適切な弁護士を選ぶことで、問題は円滑に解決へと向かいますが、選択を誤ると後悔することにも繋がりかねません。
相続問題に強い弁護士の見極め方
相続案件の実績と専門性
弁護士にはそれぞれ得意分野があります。遺産分割問題は専門性が高く、相続法や関連判例に精通し、多くの解決実績を持つ弁護士を選ぶことが重要です。
事務所のウェブサイトで「解決事例」や「専門分野」を確認することをお勧めします。相続問題に注力している弁護士は、これまでの経験やノウハウを活かして、迅速かつ的確な解決策を提案できるでしょう。
コミュニケーションの取りやすさ、分かりやすい説明
相続問題はデリケートであり、弁護士との信頼関係が不可欠です。依頼者の話を丁寧に聞き、専門用語を避け、分かりやすい言葉で説明してくれる弁護士を選ぶことが、安心して手続きを進める上で非常に重要です。
初回相談時に、話しやすさや説明の明瞭さを確認しましょう。弁護士選びにおいては、法的な知識や技術といった専門性だけでなく、話しやすさや分かりやすい説明、コミュニケーション能力といった人間性も同等に重要です。
相続問題は感情的な側面が強く、法的な正しさだけでなく、依頼者の心情に寄り添い、安心して任せられる人間性も求められます。
費用体系の明確さ
弁護士費用は高額になることもあり、事前に明確な費用体系と見積もりを提示してくれる事務所を選びましょう。不透明な費用は後々のトラブルに繋がりかねません。相談料、着手金、報酬金、実費などの内訳を丁寧に説明してくれる弁護士は信頼できます。
かがりび綜合法律事務所が選ばれる理由(当事務所の強み)
弁護士法人かがりび綜合法律事務所は、大阪の皆様の相続問題解決に尽力しています。
大阪で地域密着型の相続専門弁護士
かがりび綜合法律事務所は、大阪の地域特性や事情を深く理解し、地域に根差した相続専門のリーガルサービスを提供しています。
大阪の皆様の身近な相談窓口として、アクセスしやすい環境を整えています。依頼者にとって地理的な近さや地域への理解は重要な選択基準となり得ます。地元の弁護士は、地域の慣習や裁判所の傾向を把握している可能性があり、物理的なアクセスだけでなく、心理的な安心感も提供します。
豊富な解決実績
当事務所は、遺産分割、遺留分侵害額請求、遺言書作成・執行、相続放棄など、多岐にわたる相続案件において、豊富な解決実績を有しています。複雑な事案や難航した交渉も、経験豊富な弁護士が最善の解決へと導きます。
初回相談無料、明確な料金体系
初めての方でも安心してご相談いただけるよう、初回相談は無料で承っております。また、弁護士費用については、ご依頼前に明確な見積もりを提示し、納得いただいた上で契約を進めます。
お客様一人ひとりに寄り添う丁寧なヒアリングと分かりやすい説明
相続問題は、お客様の人生に深く関わるデリケートな問題です。
当事務所では、お客様の抱える不安や想いを丁寧にヒアリングし、専門用語をかみ砕いて分かりやすくご説明することを徹底しています。お客様が納得し、安心して手続きを進められるよう、きめ細やかなサポートをお約束します。
他士業との連携によるワンストップサービス
相続問題は、弁護士だけでなく、税理士、司法書士など、他の専門家との連携が必要となる場合があります。当事務所では、信頼できる他士業と連携し、相続に関するあらゆる手続きをワンストップでサポートすることが可能です。
まとめ
遺産分割の悩みを抱えるあなたへ
遺産分割問題は、時に家族間の絆を揺るがすほどの大きな課題となり得ます。しかし、弁護士という専門家のサポートを得ることで、その負担は劇的に軽減され、問題はより円滑かつ有利に解決へと向かいます。
本記事で解説した
- 手続き・調査の代行
- 感情的対立の回避
- 有利な条件での交渉
- 法的手続きの代理
- 将来トラブルの防止
という5つのメリットは、依頼者の遺産分割を真の解決へと導くための強力な支えとなります。
弁護士費用は決して安価ではありませんが、その費用は「得られる経済的利益の最大化」「精神的・時間的負担の削減」「将来的な紛争再燃リスクの回避」という、金銭では測れない大きな価値をもたらす賢い投資であることを改めて強調します。
一人で抱え込み、不利益を被ったり、長期にわたるストレスに苦しんだりするよりも、専門家の力を借りる方が、結果的に費用対効果が高い選択となるのです。弁護士のサポートは、依頼者が困難な状況を乗り越え、自己の権利を守り、最終的に心の平穏と前向きな未来を築くための力を与えるものです。
遺産分割の悩みは、一人で抱え込むにはあまりにも重いものです。当事務所は、依頼者の不安や疑問に寄り添い、最適な解決策を共に探すパートナーです。どんなに複雑なケースでも、どんなに小さな疑問でも、どうぞお気軽にご相談ください。
弁護士法人かがりび綜合法律事務所では、大阪の皆様の相続問題、特に遺産分割に関するご相談を初回無料で承っております。まずはお電話またはお問い合わせフォームにて、お気軽にお問い合わせください。依頼者の未来のために、今、一歩を踏み出すことをお勧めします。
解決事例
この事例の依頼主 年齢・性別 非公開
相談前の状況相談者さんは夫を亡くして相続が発生することになりました。夫との間では子供はいませんでしたので、ご相談者さんが3分の2、義母が3分の1の権利がありました。
ところが、長年義母との間で確執があり、義母とは上手く話せない状態でした。それどころか、義母は夫さんにお金を貸していたことを理由に義母が相談者さんに金銭的な請求を行うという展開になりました。
そこで、相談者さんとしては弁護士ドットコムの解決事例などを見て、かがりび綜合法律事務所に相談がありました。
解決への流れ相談を詳細に聞くと果たして息子に本当にお金を貸していたという理由が通るのか、また相続財産の価値も低く見積もられているのではないかと考え、交渉の依頼を引き受け、最終的には早期解決という観点で、1000万弱をもらうことで円満解決しました。

この事例では、長引く交渉する、或いは遺産分割調停、審判という形式に持ち込んで行けば場合によってはさらなる金額の高みに到達することも可能でしたが、依頼者様が調停や審判という形で争うことよりもある程度の線で円満解決したいということに大きな意味がありました。このため、こちらのカードを早めに使い、早期解決ということになりました!
この事例の依頼主 男性
相談前の状況相談者さんは父親が亡くなり、父親の財産を相続する必要が出てきました。残念なことに相続人間特に兄弟間で不仲でありました。このため、なかなか兄弟間では話し合いをすることができませんでした。
そうしたところ、突然、弟さん側から弁護士さんにより連絡がありました。その書面には大変請求金額が多いようにも読める内容であり、今後の交渉は大変であること、精神的な負担も多いため、弁護士さんに依頼する必要があると思い、弁護士に依頼することになりました。
解決への流れ弁護士が介入して相手方の請求金額を大幅減少でき解決できました。

精神的に負担が重くなる相続案件では弁護士が介入することにより精神的な負担が軽減することになるだけでなく早期解決することがあります。
お客様の声
相談当初から、弁護士法人かがりび綜合法律事務所の水野先生には親身に話を聞いていただきました。依頼後は、まるで強い味方がついたようで、不安な気持ちも解消され、心強く過ごすことができました。
メールや電話での相談にも気軽に応じてくださり、私の言葉にならない気持ちや伝えたいことを的確に汲み取り、代弁してくださったことに心から感謝しています。
何よりも早期解決を実現してくださり、本当にありがとうございました。先生に依頼して良かったです!
精神的にも肉体的にも追い詰められ、深く悩んでいましたが、弁護士法人かがりび綜合法律事務所の野条先生にお会いしました。
初対面とは思えないほど物腰が柔らかく、緊張していた私でもすぐに打ち解けて話すことができ、心からホッとしました。法律の知識が乏しい私にも、非常に分かりやすくご説明いただき、信頼しお任せできる先生だと確信しました。
不安な気持ちを察してこまめにご連絡をくださり、私の気持ちを汲み取って迅速に進めていただけた事、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
父が亡くなり、遺産分割で兄弟と意見が対立していました。特に、父が経営していた会社の株式の評価や、事業を継いだ兄弟への配慮など、非常に複雑な問題が山積しており、私たちだけではどうにもなりませんでした。
弁護士法人かがりび綜合法律事務所の野条先生にご相談したところ、株式の専門的な評価から、各相続人の状況に応じた柔軟な分割案まで、丁寧にご提案いただきました。
おかげさまで、裁判所を通さずに話し合いで解決でき、兄弟間の関係もこれ以上悪化することなく、本当に感謝しています。
長年疎遠だった兄が亡くなり、私が相続人となりましたが、兄の住まいは遠方で、遺産整理のために何度も足を運ぶことが困難でした。また、他にも遠方に住む相続人がおり、手続きの進め方に困っていました。
弁護士法人かがりび綜合法律事務所の井上先生にご依頼したところ、遠隔でのやり取りもスムーズに進めてくださり、私が現地に行く回数を最小限に抑えながら、全ての相続手続きを代行してくださいました。
定期的な進捗報告もあり、安心して任せることができました。大変助かりました。
相続問題でお悩みの方は、弁護士法人かがりび綜合法律事務所へ
上記のお客様の声は、私たちがこれまで解決してきた数多くの相続案件の一例です。遺産分割の複雑さ、遺言書の作成、遠方の相続人との調整など、相続には様々な課題が伴います。
弁護士法人かがりび綜合法律事務所は、お客様一人ひとりの状況に真摯に向き合い、最適な解決策をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。